流しの二人

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[F-SONG] DYNAMITE EXPLOSION 

――連載第11回。

今回は、コレ。
OVA「マクロスダイナマイト7」(1997~1998)のオープニングテーマとして、福山・古屋コンビにより作られしこの曲を。

ビートルズの 『Lucy In The Sky With Diamonds』 の詞を仮歌に使ったデモを聞いたアミノ監督が、ダイアモンドからダイナマイトを連想。サビは是非ダイナマイトで、みたいな製作過程だったようであります。

当時、OVAのCMを偶然見た時は驚いたなぁ。
ひたすら「ダイナマイトッ!」とか連呼してるんだもん。
「すげぇ曲きやがったぁっー!!」と一人、狂喜乱舞。

CM以前にも、D7のメディアへの露出は始まっていたので曲名自体は判明していました。
「"歌バサラ"こと福山芳樹氏のド迫力のボーカルに圧倒されること間違いなし。」とか読んで、激しく期待したとですよ。

曲は期待を裏切ることなく、初聴き時はホント、震えたね。特に「everywhere」には。
1番を聞き終わった段階で、小躍りモードでありますよ。
あぁ、こんなシャウトの使い方もあるんだなぁ、と。
歌と詞と、見事に連動しているではねいですか!と。


OVA第一巻の発売されるより4ヶ月ほど前に開催された「MACROSS15周年記念ライブ」では『DYNAMITE EXPLOSION』 が目玉曲として演奏されており、FBの新曲ということもあって、
ライブ後にはCDの発売等についての問い合わせが殺到したそうな。
ハミング・バードの会報誌「Long Long Times」(LLT)でもこの辺の告知とかはされていたのだけど、拙者は参加せず。当時の自分にはただ、「アフォ」と言ってやりたい。
今のご時世だったらDVDとかも出てるっぽいなぁ。


さて、この曲はハミングのアルバム・「UNSWEET」でセルフカバーされております。
こちらは宇宙をモチーフにしたFB版の歌詞を現代向けにアレンジ。曲調もよりハードに。
1番と3番の詞のバランスがとられていたりするのがナイス(「なぜか」→「それを」)。

また、ハミングらしく「Dynamite!」にはコーラスが入る点や、歌と演奏の音量バランスがライブっぽいのも良いですな。ギターの聴き所は、間奏のギミックリフ。

ハミングのライブでは初期の頃、曲の歌い出しが「歌い始めた頃の」ではなくて、「ガキの頃夢みてた」だったりしたものの、「イイ歳して青臭すぎる」的理由でお蔵入りに(LLTのメンバーQ&Aで古屋さんが答えていた)、といったエピソードも。


さらに、この曲は最近のDVD普及化の波に乗り、映像としても既に2枚のDVDに残されるという快挙を達成したわけで。
1つは2004年3月に行われた「13年の軌跡ライブ」を収めたDVD・「LONG LONG LIVE」に、ハミング・バードVer.が、
そしてもう1つは、同じく8月に行われた「アニたまライブ」の模様を収めたDVD・「熱烈! アニソン魂(スピリッツ)DVD Vol.1」に、ファイアーボンバーVer.が、それぞれ収録されております。

どちらの映像も、非常にカッコイイので必見です。
激しい曲調とは裏腹に、ニコニコと笑顔で歌う福山さんを見ていると、なんだか和むなぁ。
ちなみに、前者の音声には後から大胆な修正が施されておりますが、原曲のイメージに忠実たることもこのライブの趣旨に沿うと考えられるので、それもまたよし。


そんな拙者がこの曲で一番好きな部分は、

FB版なら、1番の「everywhere」。
HB版なら、最後の「everywhere」。

ってことで。
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[2004/11/23 01:50] F-SONG | TB(0) | CM(0)

[F-SONG] 冬 

――連載第10回。

一日で三回分もアップするってのはどうなんだい?
HAHAHA!不定期連載だからな!
OK。


よく考えたら、もう立冬を過ぎてたわけで。
もはや、暦の上では冬じゃんか。
「秋晴れ~」とか季節感のないこと書いてる場合じゃねぇ。

故に今回はソロ1st・「叫ぶ男の肖像」より、『冬』。
バラード満載の「肖像」の中でもとりわけ好きな曲であります。

「君去りし後の歌」なので、詞の内容や曲の展開には寂寥感が漂っておりますが、どこかキラキラとした、美しさみたいな部分がありますな。
そういった雰囲気が、なんとも冬だなぁと、しみじみ。
拙者は冬に限らず、一年中聴いておりますが。

サビのダブリングも温かみの増強に一役買っており、CDならではで良いですな。
ちょっと前に自分でコーラスの真似事のようなことをしたのだけど、
ダブリング(トリプリング)って想像以上に録音するの難しいや。


初めてこの曲を聴いたときは、きれいなメロディの中に、突然「崩れて」なんて単語が出てくるあたりに少々ドキリとしたものです。
そういう詞のある福山曲ってのは、実は結構あるけれど。

この曲は、横須賀ショッパーズでのフリースペースでもわりと頻繁に演奏されておりました。
吹き抜けに響くリバーブのかかった歌声は、聴いていて実に気持ちが良くて、特にこの曲のサビ部分が調子よく歌われた日には、心底身震いしたものであります。

あの音は、残念ながらライブハウスでは聴くことができない類いの音でありまして、確かに雑音も多いのだけど、また聴きたいものです。

そんな拙者がこの曲で一番好きな部分は、間奏のギターソロ。
この音は、イイ。

[2004/11/11 21:21] F-SONG | TB(0) | CM(0)

[F-SONG] ヒコーキ雲とひとり 

――連載第9回。

今回は、秋晴れの空の下で聴きたい曲を選んでみましたゾ。

「タイムレス」の中でも、ライブでの演奏頻度ランキング的には『大きな木になりたい』と共にかなりワースト付近にランクされる曲。

特にソロになってからは、ホント演奏されない。
演奏されたとしても、拙者が参加できなかったライブだったりする。
アコギ旅でもやらないし。
エレキライブのアコースティックコーナーなんかじゃやるわけない。
_| ̄|○ チクショー


というくらいに、この曲は好きなわけでありまして。
こういうボケーっと聴ける曲ってのもいいよなぁ、と。

ってことで、休日に海っぺりで釣りをしながらこの曲をボケーっとリピートで聴いてたら、非常にまったりできて良かったですよ(『魚つりの歌』は意外と釣りの気分には合わない
ことが判明)。
いや、魚はサッパリ釣れなんだが。

隣りのにーちゃんが釣った雑魚を後ろで待ってたネコ殿にあげており、
大人しく待っているから飼い猫かとも思ったのですが、実際は野良なのであって、
貰った魚を横一文字にくわえつつ暁に消える様は見事であった。
カメラを忘れたのが悔やまれる。


脱線上等。


さて、曲だ曲。

12弦アコギの響きがイイのであります。
…12弦、欲しくなるよなぁ。

んで、ソロ・ギター(こちらはガットギター)がまたイカすわけでして。
昔、途中までコピーしたのだけど、弾かないとやっぱ忘れますな…。
今じゃ、コピーできてた部分も弾けないや。
コードも結構忘れちゃってるし…(←基本的にコード譜とか書かない人)。
最近、俄然ダメまってます。うぃ。

歌。
ありきたりな表現ではありますが、透明感溢れる、突き抜けるような、
サビでの歌いっぷりには感服。
Aメロの歌い方も、日が照るようにあたたかで、なんだかホッとしますな。

そんな拙者がこの曲で一番好きな部分は、3回目の「素直になれたなら」。
1・2回目と同じ歌い方をしないあたりは流石であります!

[2004/11/11 03:49] F-SONG | TB(0) | CM(0)

[F-SONG] GOOD-BYE 

――連載第8回。

今回は、グッバイ。

CDシネマのおまけドラマ・「熱血!歌番長バサラ」のラストの方で、
サビがチョロっとだけ使用されれただけ、という曲であります。
なんだその扱いは!? と、ドラマを聴いたときは正直コケました(w。
「歌番長バサラ」のドラマ自体は凄くバカな(誉め言葉)学園コメディで、なかなか笑えるのでお勧めでつ。ガビル部長がよい。

で、『GOOD-BYE』。
この曲は、『HELLO』と対になる曲というイメージがあったりします。
詞は同時期に書かれたっぽいですし。

そういえば、ラジオドラマ(「ソングバトル」の方)で使われた一連の楽曲(『ROCK'N'ROLL FIRE』・『LOVE SONG』・『HELLO』)は、わりと安直にタイトルを決めてる感がありますな。
シナリオサイドからの要望が丸分かりなわけで。特に『LOVE SONG』なんて、そのままですから。
…と、いかんいかん。これ以上書くと『LOVE SONG』の回で書くことがなくなる!?
ので、以下略。


さて、この曲は「GALAXY NETWORK CHART Vol. 2」と「DYNAMITE FIRE!!」の二つに収録されておりますが、特にデュエットだとかアコースティックだとか、
アレンジが変わっていたりはしません。少々残念。

どちらのCDも収録曲順をみてみますと、必ず『GOOD-BYE』の後に『HELLO』がくるように配置されていますな。
また、『GOOD-BYE』を曲順の最後にもってきたりしないのは、
「FIRE BOMBERは、これでおしまい」的なイメージを少しでも払拭する意図なのでせう。

拙者が昔FBのベストをカセットで作ってた頃(まだ「ACOUSTIC FIRE!!」も出る前)は1曲目を『HELLO』にして、最後は『GOOD-BYE』を入れたもんですが。


肝心の歌について。
…サビの歌声がなんとも爽やかなのでありますヨ。
ノビやかで、それでいて、ガンガンと前に進んでゆくようなこの感じ。良い。
Bメロの「LOVE & PAIN」や「RAIN-RAINBOW」の福山コーラスも冴えておりますなぁ。

そんな拙者がこの曲で一番好きな部分は、「サヨナラしようぜ」(特に「ぜ」)。
こんなにも爽やかに歌われたなら、サヨナラするのも悪くない。

[2004/11/11 03:27] F-SONG | TB(0) | CM(0)

[F-SONG] WILD LIFE 

――連載第7回。

今回は「DYNAMITE FIRE!!」から、この曲を選択。
アルバムの中でもベスト3に入る、個人的に大好きな曲です。

本曲はFBの1stや2ndの頃にはなかったタイプの、なかなか楽しい曲でありますな。
「いいかげんでゆこう」という歌詞に象徴されるように、マイペース感溢れる仕上がり。
福山さんの歌い方もわりとザックリした感じで、良い具合に力が抜けているように思います。

OVA・「マクロスダイナマイト7(以下、D7)」で使われているこの曲、劇中ではアコギ一本による伴奏で歌われるアコースティックなバージョンも使用されております。
こいつがまた、エラくカッコイイ。

歌自体はCD収録のものをそのまま使い、ギターだけ別に録っているようでありますが、このギターがなんとも"ギター弾き"の心をくすぐるナイス演奏なのです。
特に、Bメロのリズムが最高。

劇中では、

「キミ、クジラの前で歌ってくれるか?」
「当たりめぇじゃねぇか。いくぜ!」

とか言って、ノリノリでこの曲のイントロを弾きまくりつつバサラが出撃するシーンは何度見てもイカス。
でも、コードフォームが違うぞバサラ!(w

D7の劇中歌(『NEW FRONTIER』・『WILD LIFE』・『FEEL UNIVERSE』・『ANGEL VOICE』、
あと『水のような愛のような』)はどれもアコギ一本のみのバージョンが用意されていて、しかも劇中でしか聴くことができないという特殊仕様なわけで。
「RADIO FIRE!!」に全部入れといてくれヨ!と、当時は世界の中心で叫びましたとも。

てなわけで、いつか福山さんのアコギ旅ツアーで演奏される日を夢見つつ、そういや、いつもライブアンケートの「演奏して欲しい曲」欄には違う曲ばかり書いちゃってるよ俺!?orz
…ということに気付く。
おまけに最近はアンケートを出さずに帰ることもしばしばだしぁ・・・。
次からがんばろう。

とまぁ、アコースティック最高!な論調ですが、CD収録のエレクトリックも良いです。
アコギではオミットされているギター・6弦の装飾もカッコイイですし。
それとやはり、FBのサウンド的にはキーボードが必要だよなー、と。

そんな拙者がこの曲で一番好きな部分は、「笑って生きてやる」。
この部分、バサラ的というよりもむしろ、福山芳樹的だよなぁ、とか思う拙者でふ。

[2004/11/08 20:21] F-SONG | TB(0) | CM(0)

[F-SONG] TRY AGAIN 

――連載第6回。

※以下の文章には「マクロス7」最終話のネタバレを含みます。未見の方はご注意ください。





今回は、「マクロス7」クライマックスを飾ったこの曲を取り上げてみます。

原曲はハミング・バードの『FLY AWAY』。
「SECOND FIRE!!」よりも「1・2・3」のリリースの方が後なので、
形式的には原曲の方がセルフカバー、ということになりますが。

冒頭に「戦い続ける空」という歌詞があるのでありますが、
この部分はそのまま『FLY AWAY』から『TRY AGAIN』に流用されている部分です。

ここで面白いと思うのは、前者では否定的・マイナス的な意味合いでこの言葉が使われているのに対して、後者では肯定的・プラス的な意味にも受け取れる、という点。
その理由は、この後に続く詞がそれぞれで異なるからであります。

瞳に宿した夢が失われるなら、その原因である「戦い」に対してはマイナスイメージ。
美しいオーロラが降りてくるなら、その状況である「戦い」に対してはプラスイメージ、というような。これは多少穿った見方かもしれないですが。

「マクロス7」最終話の最後の最後まで、本曲のバラードパートは劇中で敢えて隠蔽されており、それが演出上抜群の効果を上げていたことは、
作品をご覧になった方ならお分かりいただけるでせう。
アレには本当、やられたなぁ。

物語終盤では『TRY AGAIN』が使われることも多く、耳にする機会もそれなりにあったのですが、アカペラで始まるあのシーンには心底参りましたですよ。
新曲か!?と思ったもの。

おまけに、「山を動かす」とか言ってるわけですよ(大人バサラ的には比喩なのでありますが)。
きっと、あのシーンはあそこだけ切り取って見てはダメなんだろうな、と思う。
それまでのバサラの言動なり歌なりがあって初めて成立したシーンだったな、と。
あそこだけ見たら、ただのバカですから(w。


さて、本曲には2つのバージョン違いが存在します。
1つは「ACOUSTIC FIRE!!」収録のもの。
もう1つはマクロス7のDVD第一巻に映像特典として収録されているもの
(以前はLD-BOXの特典だった)。

「A PIECE OF CAKE」(略称・ピースケ。「朝飯前」)の製作でアメリカに行ったついでに、
どちらもナッシュビルで歌入れをしてきたそうであります。
両者とも「アコースティックバージョン」と銘打たれてはいますが、アレンジはかなり違いますな。

「ACOUSTIC FIRE!!」収録のものはピアノ色が強く、また、ハーモニカやアコギのソロが良い感じ。
冒頭のバラードパートはオミットされております。
ゆったりしたテンポと相まって、非常に聴かせる曲に仕上がっているかと。
サビでは高低・L/Rに振り分けられた福山さんのコーラスがカッコイイ!

これに対してDVD収録のものは、現在の福山さんがアコースティックライブで見せるスタイルに近いイメージを抱きます。
アップテンポなアコギでゴリ押し感の強いアレンジですな。
野性味溢れる歌いぶりがイイ。

というわけで、どちらのアレンジも非常に良いデキであります。
三者とも甲乙つけ難く、可能なら全て聴いてみることをお勧めします。

そんな拙者がこの曲で一番好きな部分は、「たった1曲のロックンロール」。
ここの発音が大好きなんですヨ。

[2004/11/07 22:44] F-SONG | TB(0) | CM(0)

[F-SONG] Make my day! 

――連載第5回。

今回は、やや変わり種のこの曲を。
ハミング・バード解散後、福山芳樹ソロ名義として、初のCD収録曲であります。

ハミングのラストアルバムのリリースから、1stソロアルバム「叫ぶ男の肖像」が出るまでには、それはそれは長い時間を要したわけですが、
その間もソロ名義の楽曲はいくつかリリースされておりました。

この曲はその一発目として、ハムスター倶楽部ソングコレクションアルバム・「OLA!OLA!OLA!」の7曲目に収録されております。
同アルバムのリリースは2001年1月。
発売日は、水っぽい雪の降る、寒い日だったなぁ。

アニメのサントラの中の一曲ですが、わりと自由に曲は作られているっぽい。
OPやEDの類いではないので、その手の制約は大きくないのかもしれません。
結局、アニメの中でこの曲が使われたシーンを見る機会がなかったのが残念です
(サントラの曲は全曲、劇中で使われたそうである)。

「肖像」発売までにリリースされた曲は全部で5曲ありますが、その中でも一番「らしい」曲だと思っております(『キングゲイナー・オーバー!!』よりも)。

というのも、作詞/曲が永井ルイ氏(このアルバムのプロデューサー。
『I CALL YOUR NAME』の編曲も担当)。ビートルズやクイーン等、70年代のパスティーシュ的な楽曲を作るのはお手のものですな。

ハムスターが日常感じる恐怖(?)をテーマにしたこの曲。
ギャグっぽい歌詞なのかと思うと、サビではそんな恐怖に立ち向かう、
勇ましい部分もありまして、なかなかカッコイイのですよ。

全編にこれでもか、というくらいに盛り込まれたコーラス&フェイク。
コーラスは永井氏と福山さんであれやこれや相談しながら、お二人で収録したそうであります。それこそ、コサックダンスを踊りながら(w。
この収録は楽しかったろうなぁ、と思ってしまうほど、"遊び"が垣間見えます。

繰り返しになりますが、千変万化のコーラスが実に良い。
そのパターンの豊富さには正直、今でも舌を巻くほど。
この1曲のためにこのサントラを購入しても、ファンなら後悔しないハズ。

軽やかなピアノから始まりつつ、不穏なギターサウンドが被さってくる辺り、期待と不安が入り混じるイントロ。
表情豊かなA・Bメロ。
光射す、サビ。
弾けまくる間奏。
構成に抜かりはないですな。

拙者は冒頭の「Hey!Hey!」で早々に震えましたが。「うひょー!」みたいな。
やっぱり"コレ"だよなぁ。この震えだゼ。

そんな拙者がこの曲で一番好きな部分は、間奏後のサビ全部。
この暴れっぷりは最高だ。

[2004/11/06 16:34] F-SONG | TB(0) | CM(0)

[F-SONG] 光なき夜をゆけ 

――連載第4回。

今回はハミング・バードのラストシングルから、A面の曲を取り上げてみます。

ハミングはいくつかのアニメ主題歌を担当しているわけでありますが、
この曲は少年ジャンプで連載していたミステリもの、「人形草子あやつり左近」のOPテーマであります(あまり絵と曲が合っていなかったのが残念)。

ジャンプにもちょろっとシングルの宣伝みたいなのが載ったりして、
「おお、なんかメジャーになったなぁハミング!」とか当時は思ったものです。
カップリング(『風と木と光の街で』)についてもふれられていましたし。

「UNSWEET」や「ULTRA FIRE!!」がリリースされるは、「GET FREE」・「光なき夜をゆけ」と
2ヶ月連続でシングルが出てしまうは、ファンとしては非常に嬉しかった1999年でありました。


この曲を初めて聴いたのはラジオ(「瞳と光央の爆発ラジオ」だったっけなぁ?)でして、まだ発売前だったのだけど、雑音混じりの1コーラスをカセットテープに録音して、
繰り返し繰り返し聴いたですよ。それこそ、テープが擦り切れるほど。
サビの歌詞が聞き取れNEEE!とか悶えつつ(w。

それまでにはなかった神秘的な感じのOPシンセが、非常に印象的でした。
「満たされないと分かっても」の後にあるハンマリング(※ギターの奏法)がとんでもなく気に入って、ギターを弾いて一人悦に入ったりしていたあの頃の拙者。

作詞は故・石川雅敏氏。氏の遺されたハミング4曲・FB2曲の中でも、この曲の詞は結構好きです。
どの曲の詞も言葉の密度が濃く、物語性が強いのが石川詞の特徴といえましょうか。
氏の詞に関しては議論もあるところでありますが、アニメのテーマを絡めない、アニメ製作者サイドからの制約を全て取っ払ったもの(『To Heart』のような)をもっと聴いてみたかった。
実際、フェンスオブディフェンスの詞(石川氏作詞のもの)なんかを見てみると、なかなか良い仕事をされているわけで。

最近、福山さんの曲にはストレートに「カッコよい!」と思える詞が減ってしまったように感じます(反面、テーマ性が前面に出てきている)。
これは、古屋・石川両氏の抜けた穴が大きいなぁ、と。
たまには、あまり主張の強くない、青臭い、希望の歌をあの歌声で聴きたい、
というのが率直なところなのであります。

マクロス7のCDシネマで、「怒りの歌」・「悲しみの歌」に対して、バサラの歌が「希望の歌」と称されたりするのですが、あぁ、やっぱり原点はそういう所にあるのかなぁ。だからそういうものをどこかで切望する自分がいるのかも。


…話が激しく逸れました。

『光なき夜をゆけ』は「希望の歌」ではなくて、「哀切の歌」でありますな。
なんというか、只、あるがままに。
「人は答えを知らない」、なんて辺りに、そうだよなぁ…とか思ってしまう。
なんとも「幽玄」です。
こういうカッコよさもありますな。

ベスト盤(「Happy Birthday」)に収録されているものはイントロがハードなバージョンになっており、他の部分も色々といじられたリミックスバージョン。
歌声にもかなりエフェクトがかかっております。

拙者はやはり、シングル版の方が好みですな。
ってことで、ハミング入門者の方は、市場に流通しているうちにシングルを購入しておくことをお勧めします(これは「GET FREE」についてもいえる)。

そんな拙者ががこの曲で一番好きな部分は、ギターソロ。
おいおい、歌じゃねぇのかよ(w。
いやいや、このソロはグッとくるって!

[2004/11/04 20:00] F-SONG | TB(0) | CM(0)

[F-SONG] はるかなる海へ 

――連載第3回。

今回はハミング・バードの2nd・「タイムレス」から、オープニングナンバーを。

「タイムレス」は拙者が一番最初に購入したハミングのアルバムだったりするのです。
当時は「ハミング・バード」というバンド名しか知らず、ネット環境もなかったものだから、
なかなかCDを探すのも苦労したとですヨ。
なので、行く先々のCD屋では邦楽の「ハ行」と「アニメ」の棚を必ずチェックしたものさ。
それでも全然見つからんので、だんだん探す意欲は失せたりしていたのですが。

そんな時、ふらっと寄った新宿の紀伊国屋で、初めてハミングのアルバムを見つけたのだった。
こ、これがそうなのか――!? 灯台下暗し、ある所にはあるもんだ――。

棚には「ハミングバード」と「タイムレス」、「ピックアップ」が揃っていた。
しかし、福山さんの歌声を知っているとはいえ、ハミングは未知のバンドだ。
とりあえず1枚買って様子見だなフフ…、とか思ったりした(単に金がなかった、という説もある)。
ただ、ベスト盤は後回しな気がしたので早々に選択肢から除外。

で、どちらを買おう、となるわけでありますが、試聴なんてできないので、判断要素は収録曲の数とタイトルだけ。
タイトルの感じはFBとはまるで違っていて、英語タイトルは少ないし、
なんだかアニマルものが多そうだ(1stのジャケットのイメージが強かったので)。
やはり猫好きとしては『ねここしゃん』から行っとくべきか…。
などと、しばし逡巡。

しかし、やっぱりカッコイイ曲が聴きたいヨ!という内なる叫びがコダマしたので、
一番それっぽいタイトルの『はるかなる海へ』(『今を生きる人へ』も気になった)が入って、さらに収録曲数も多い「タイムレス」を購入したのだった。
今にして思えば、なかなか的確な選択だったように思う。
「タイムレス」自体はアコースティック色が強く、予想とはかなり違った曲調のものが多かったものの、この1曲目に関しては期待通りで、アルバムの中でもお気に入りの1曲となった。

細波が打ち寄せるように静かに始まり、徐々に音が広がってゆくイントロは、聴くたびに気持ちが高揚しますなぁ。
歌詞カードには表記されない、言葉と言葉の隙間を「Wow Wow~」等で繋ぐ手法が良いアクセントになっていて、これがまたカッコイイんだ。

ちなみに、「ピックアップ」に収録されているバージョンも「タイムレス」版とあまり違いはない。
イントロの音色が違う点、ラストのフェードアウトが「タイムレス」版の方が遅く、次の『祝福と涙』の頭まで被っている点、くらいが目立った相違点。
個人的には「タイムレス」版の音の方が好きなのでありますが。

そんな拙者がこの曲で一番好きな部分は、「海と空がいた」。
「いた」の歌い方が、なんだかあたたかく感じられて好きなんだ。

[2004/11/02 23:05] F-SONG | TB(0) | CM(0)

[F-SONG] MY SOUL FOR YOU 

――連載第2回。

今回は『MY SOUL FOR YOU』でゆこう。
福山さんがマクロス7関連で一番最初に作った曲であります。
設定画を見せられた帰りの車で思いついた、というエピソードはマクロス7関係のトークがあるとたいてい出てくるのでお馴染み。

マクロス7の最初の方の話で、バサラがこの曲を作曲しているシーンがあって、それがなかなか印象深かったりしますな。
「Come on People!」とか、意味分かんないのがイイ(ここだけデモのまま採用)。
…考えるんじゃない、感じるんだ!

この曲(正確には弾き語りバージョンだけど)は拙者がギターを弾き始めるきっかけになった曲の一つでもあったりしますですよ。

正直、放映当初からガンガン流れていた『PLANET DANCE』や『突撃ラブハート』は、最初あまりピンとこなかった。
あー、この声優さんは歌が上手いなぁ(激しく誤解)、とか思う程度で。

で、当時は「ラッパ吹き」だったことも手伝って、アコースティックギター(というか、そもそもクラシックギターとの区別もついてなかったのですが)に変な偏見があったりして。

だけれども、ギター一本の『MY SOUL FOR YOU』にはなんつうか、
「こんな風にもアコギって弾けるのか!」的な驚きをおぼえたものです(無知だったので)。
しかも、シンプルなアコギと相まって、歌声が凄まじくカッコよく感じたのサ。
あぁ、この人は凄ぇ。…声優って凄ぇ!(まだまだ誤解中)みたいな。

しかしギターは最初全く弾けなかった。Gすら押さえられなかったし。
当時、音楽室に放置されてたボロのガットギターで密かに練習していたのは内緒。
そもそも最初のうちは曲で使われているコードも全然分かんなかったしなぁ。


さて、この曲には数々のバージョン違いがあるわけでして、

1.「ULTRA FIRE!!」等に収録されたエレキバージョン
2.「Let's FIRE!!」収録のアコースティックバージョン
3.チケマガCD収録の弾き語りバージョン
4.「ACOUSTIC FIRE!!」収録のピアノバージョン
5.「RADIO FIRE!!」収録のデュエットバージョン
6.ハミングの「1・2・3」収録のエレキバージョン
7.ハミングの「Happy Birthday(Live Side)」収録のライブバージョン
(その他にも抽選でプレゼントされた「ライブバージョン」収録シングルあり)

とまぁ、実に7バージョン(4・5の曲自体は同一)。
個人的には、5の女性Voだけは生理的に受け付けないのですが(w;
一番好きなのはやはり、チケマガCD収録のものだな。次点はハミングの6。

「Let's FIRE!!」の裏ジャケには(Acoustic Version)とか書いてあって、当時の拙者は弾き語り版が入ってるもんだと早合点しつつ嬉々として帰宅したところ、別アレンジで萎えたのも今は昔。

以前はライブでも頻繁にプレイされていたこの曲でありますが、最近では出番があまりなく、ちょろっと寂しかったりだ。
もう2年以上も前になってしまうけど、池袋の映画館で聴いた生歌は良かったなぁ。
…客の手拍子がなけりゃ最高だったのに。orz
この曲は手拍子をしちゃいけない曲だと思うゾ。

そんな拙者がこの曲で一番好きな部分は「歌い続けよう」(3・6・7の)。
いやぁ…、ここは何度聴いてもシビれるですよ!

[2004/11/01 18:03] F-SONG | TB(0) | CM(0)

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