流しの二人

  • Author: 流しの二人
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[F-SONG] はるかなる海へ 

――連載第3回。

今回はハミング・バードの2nd・「タイムレス」から、オープニングナンバーを。

「タイムレス」は拙者が一番最初に購入したハミングのアルバムだったりするのです。
当時は「ハミング・バード」というバンド名しか知らず、ネット環境もなかったものだから、
なかなかCDを探すのも苦労したとですヨ。
なので、行く先々のCD屋では邦楽の「ハ行」と「アニメ」の棚を必ずチェックしたものさ。
それでも全然見つからんので、だんだん探す意欲は失せたりしていたのですが。

そんな時、ふらっと寄った新宿の紀伊国屋で、初めてハミングのアルバムを見つけたのだった。
こ、これがそうなのか――!? 灯台下暗し、ある所にはあるもんだ――。

棚には「ハミングバード」と「タイムレス」、「ピックアップ」が揃っていた。
しかし、福山さんの歌声を知っているとはいえ、ハミングは未知のバンドだ。
とりあえず1枚買って様子見だなフフ…、とか思ったりした(単に金がなかった、という説もある)。
ただ、ベスト盤は後回しな気がしたので早々に選択肢から除外。

で、どちらを買おう、となるわけでありますが、試聴なんてできないので、判断要素は収録曲の数とタイトルだけ。
タイトルの感じはFBとはまるで違っていて、英語タイトルは少ないし、
なんだかアニマルものが多そうだ(1stのジャケットのイメージが強かったので)。
やはり猫好きとしては『ねここしゃん』から行っとくべきか…。
などと、しばし逡巡。

しかし、やっぱりカッコイイ曲が聴きたいヨ!という内なる叫びがコダマしたので、
一番それっぽいタイトルの『はるかなる海へ』(『今を生きる人へ』も気になった)が入って、さらに収録曲数も多い「タイムレス」を購入したのだった。
今にして思えば、なかなか的確な選択だったように思う。
「タイムレス」自体はアコースティック色が強く、予想とはかなり違った曲調のものが多かったものの、この1曲目に関しては期待通りで、アルバムの中でもお気に入りの1曲となった。

細波が打ち寄せるように静かに始まり、徐々に音が広がってゆくイントロは、聴くたびに気持ちが高揚しますなぁ。
歌詞カードには表記されない、言葉と言葉の隙間を「Wow Wow~」等で繋ぐ手法が良いアクセントになっていて、これがまたカッコイイんだ。

ちなみに、「ピックアップ」に収録されているバージョンも「タイムレス」版とあまり違いはない。
イントロの音色が違う点、ラストのフェードアウトが「タイムレス」版の方が遅く、次の『祝福と涙』の頭まで被っている点、くらいが目立った相違点。
個人的には「タイムレス」版の音の方が好きなのでありますが。

そんな拙者がこの曲で一番好きな部分は、「海と空がいた」。
「いた」の歌い方が、なんだかあたたかく感じられて好きなんだ。
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[2004/11/02 23:05] F-SONG | TB(0) | CM(0)

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