流しの二人

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[BOOK] 悲しきワトソンと、少女の涙 

隻眼の少女

かねてから待望の麻耶雄嵩最新長編、『隻眼の少女』 がついに、ようやく、やっとこさ、出た。
散々 「出る出る詐欺」 などと言われ続けてきたものだけど、いざ出てしまうと、なんだか少し残念な気もする。
だって、次の長編のリリースがいつになるやら、皆目見当もつかんからなw。


さて、『隻眼の少女』 である。
購入前は、チビチビもったいぶって読もうかと思っていた。
が、読み始めてしまったが最後、んなこたできねーできねーw。
第一部終了後にいったんインターバルを挟んで、2日もたせるのが精一杯であった。

過去の長編の中では最もロジック・犯人当ての方面に傾倒していて、凄くソリッドな仕上り。
今までは短編に色濃く出ていたロジカルな側面が前面に出た趣だ。

犯人のバラ撒くダミーの証拠の数々に翻弄されながらも意外な真相へと辿り着く名探偵という、
ある種古典的な感もある筋立てではあるものの、そこは当然ヒネリが効いており、多くの読者は欺かれるに違いない。
いかにも麻耶雄嵩!な表現や小物の扱いなどにも、ファンならニヤリとすること必至だろう (例えば、オコジョの蔵臼 [くらうす] は、アニメ 『アルプス物語 わたしのアンネット』 に登場する 「クラウス」 が元ネタだろうと思われる。 拙者も幼少の頃に観た記憶があるのだが、ルシエンの作った 「木彫りの箱舟」 が印象的で、今でもうっすらストーリーを覚えていたりするw)。
そしておそらく、第一部において 「烏有と桐璃」 の関係性を想起するファンも多いんじゃないかすら。

本作は二部構成で、一部と二部の間には18年の隔たりがある。
「名探偵」 が女性であり、同じく二部構成をとる国内作品としては、城平京 『名探偵に薔薇を』 等が思い浮かぶところ。
両者は 「後期クイーン問題」 がテーマとされている点でも類似性があるといえようか ( 『薔薇』 がこの 「問題」 に対して自覚的であるかは定かでないが、『隻眼』 は間違いなく 「狙って」 書かれているw) 。
ちなみに、『薔薇』 は第二問題に、『隻眼』 は第一・第二問題に関連する。
どっちも探偵小説スキーには面白く読めるはずだし、「二部構成」 であることの必然性がしっかりしているので、
広くオススメできるな (「後期クイーン問題」 なんていう小難しい話を知らなくても楽しめます) 。

てなわけで、十分に面白かった。
まあ、黒くはあるけど毒気が薄れた点で、チト物足りなさも感じたし、
拙者は残念なことに、あまり騙されなかったのだけれども、客観的にみれば、年間ベスト級の良作じゃろうと。

あとはそう、この装丁と帯のコピーは、まったくもってイタダケナイぜ。
販売戦略上このような形になっているのだろうが、やはり本格ミステリマスターズの一冊として、
シリーズの装丁で出して欲しかった。 ・・・それじゃ売れんかw。
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[2010/09/29 20:29] BOOK | TB(0) | CM(0)

[F] はるかなる五月へ 

カウントダウン

てなわけで、カウントダウン。
5月21日はデビューシングルの発売日だたー、てことで、まず間違いなく20周年のライブの日なんじゃろなーと。

先日の王国会報では20周年に向けてどっちゃり曲書くぜー宣言をしておられたので、
ライブに合わせて、新しいアルバム (的なCD) が出るのもほぼ確定、と言ってもよかんべえ。
会報を読むまでは、ベスト盤に新曲を何曲か足したようなものを出すんでねえかと思っていたのだけど、
どうもそういう風でもない様子、なのかすら。 なかなか予想し難し。

個人的には、Acoustic Side+Electric Sideの2枚組、とか、旧曲再録盤+新曲収録盤の2枚組みたいな、
今までにない (前者に関してはWILD VOXでやってるっちゃやってるが) 仕様を期待してみたりもする。


しかし20周年ライブの方は、既にアンコール以降の展開が読めすぐるw。

[2010/09/18 21:38] F | TB(0) | CM(0)

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