流しの二人

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[BOOK] 女王様と私 / 歌野晶午 

 Amazonの書評はネタバレしているのでリンクなし

ロリコン、オタク、プータロー、デヴ、メガネ。
数多の記号の集積によって形成された主人公・真藤数馬。
おまけに彼には「~だぉ」などと言う、カワイイ「妹」までいるのだった。

数馬が偶然出会った「女王様」。
そして「女王様」と関わりのある人物は、何者かによって次々と殺害されてゆく。
調査に乗り出す数馬だが…。


面白かった!
もうね、主人公のイタさが大爆発で、何かしらのヲタ属性のある方にとっては、苦笑い必至であります。
「妹萌えー」等の台詞に馴染みのある方は是非一度、お手にとってみることをお薦めしますぞー。

ヲタ描写は上手くポイントを突いていて、やっぱり歌野晶午もヲタだなーヽ(´ー`)ノとか思ったりもできるヨ!


…などというのは、実はまあ、客寄せのためのエサですな。
後半の「ひっくり返り具合」はとんでもなくて、凄い複合技だ。予想の半歩斜め前をいかれた。

探偵の役回りも、個人的には大ヒット。
歌野晶午という作家は、こういうふうに探偵を使うべきだと思う。
この探偵の使い方だけでも、拙者は満足するほどです(w

ちなみに、本の表と裏の見返し部分には文章の羅列が印刷されておりますが、これらは本文を読み終えた後に読む方が物語を楽しめるハズ。

というわけで、こりゃまた秀作でありました。
次作予定の「そして名探偵は生まれた」も、只ならぬデキであることを期待したいところです。
[2005/09/16 19:53] BOOK | TB(0) | CM(0)

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