流しの二人

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[BOOK] 追想五断章 / 米澤穂信 

追想五断章

先月末の新幹線の中で読んだ本。
在来線の駅内書店で売っていたんで、丁度良かった。
装丁はなかなか洒落ている。 カバーを外したところまで気が行き届いているのも、ナイス。

5つのリドル・ストーリー (結末が敢えて伏せられた物語) と、22年前のベルギーで起きた
「アントワープの銃声」 事件が交錯し、秘められた真実が浮かび上がる、というお話。

派手な連続殺人が起こるような類ではないけれど、中心となる謎は魅力的で、面白かった。
もっとも、その仕掛けと真実は、予想の範疇ではあったんで、ちょいとパンチには欠けたかな。
個人的には 「儚い羊たちの祝宴」 の方が好きかも。
「秋季限定栗きんとん事件」 よりは、ミステリとしての仕掛けは凝っていて、好みではあり。
しかし、このレベルの作品を量産できるのは、正直凄いっす。

[2009/12/16 00:26] BOOK | TB(0) | CM(0)

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