流しの二人

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[F] あの春の日 

LLT最終号

2000年4月1日、あの日のことを書こう。

10年以上も前のことだが、あの日の出来事は、今でもよく覚えている。

いつもLongLongTimesは、月末には届いていたんだ。
つまり、4月号だったら、3月末には届くはずなんだな。
だから、月末には、まだかまだかと郵便受けをチェックするのだ。

それが、あのときに限っては、なぜかきっかり4月1日に配達されてきた。
土曜日だったな。
夕方、郵便受けをチェックしに行くと、日中は晴れていたのに、空は今にも雨が降り出しそうな、曇天だった。
ハミング・バードに何かあるとき、決まって天気は悪かったものだ。

いつものネズミ色の封筒を、雑に開封しながら部屋へと戻り、中身を取り出す。
1頁目を見たが、一瞬意味がわからなかった。 本当に。
「FOREVER・・・?」
LLTはモノクロコピーだったせいもあり、最終号の表紙は、少々読みにくかったのだ。

落ち着いてLLTを眺めてみると、どうやらハミング・バードは解散してしまうらしかった。
よく、エイプリルフールのネタだと思った、というような話も聞くのだけれど、
あの頃はネット環境もなく、今ほどエイプリルフールで大騒ぎしない時代だったせいか (少なくとも自分の周りでは)、
何も疑うことなく、ことのほかあっさりと、拙者は、解散の事実を信じたのであった。

悲しい、とは、なぜかその時は思わなかったな。 悲しいと思ったのは、随分と後だった気がする。
なんとなく、こういう日が来るのではないかという予感が、どこか頭の片隅にあったのかもしれない。
ただ、ただ、どうしようもなく、残念だった。

LLTでは、六川さんから 「将来的な広い可能性と自由なスタンスを残すための解散」 という説明がされたものの、
解散にあたってのメンバー3人からのコメントは、一切なかった。
だから、非常にモヤモヤしたな。 当然だろう。
最後のライブでも、 「解散するぜ~♪」 などと歌われたりはしたもののw、その辺の込み入った話がMCで出るはずもなく、
ただひたすらに素晴らしい演奏だけを記憶に刻みつけ、2000年5月27日、ハミング・バードは解散した。

その後時を経て、福山ソロとしての1stツアーのとき、「ロングインタビュー本」 なるものがグッズとして販売され、
解散に至る経緯などは、そこで初めて知らされることとなった。
名古屋のホテルで (ツアー初日が名古屋だったのだ) このインタビューを読んだときは、随分と泣いた。



あの時、ハミングがビクターとの専属契約を更新せず、バンドを解散するという選択をしなかった未来なんてものも、
ひょっとしたら、無数にある平行世界のどこかには、存在するのかもしれない。

でもそれは、こことは全く異なる世界だ。
ソロとして発表された名曲達も、大半は生まれてこなかったに違いない。
福山さんがJAM Projectに入り、ワールドツアーで世界をまわる、なんてこともなかっただろう。

だからある意味、あの時の選択は、正しかったのだともいえる。
いや、逆にハミング・バードとして、さらなる名曲を生み出しまくっていたかもしれないんだけどさw。

けれど、そんな不確かな平行世界の話は、まあ、どうでもいいわなw。
確かなのは、この世界では2011年5月22日、あの3人が再び公の場でライブを行うということ。 それだけで十分さ。

最小構成にして最大効果、最高のパフォーマンスが見られることを、願わずにはいられない。


[2011/05/16 22:45] F | TB(0) | CM(0)

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