流しの二人

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[BOOK] 外天楼 

外天楼

ミステリ誌 「メフィスト」 に連載されていたものは飛び飛びで読んでいたのだが、終盤を読み逃していた「外天楼」 (げてんろう、と読む)。 「メフィスト」 の年3回という発刊ペースは、油断をするとスグに忘れてしまう。 しかも、これを置いている書店もそれほど多くはない。 どこかの国の会報と違ってメール便で送られてきたりもしないし、そもそも定期購読しているわけでもない。 そんなわけで、単行本が出ていたのを正月の本屋の棚で、初めて知るのであった。
購入し、奥付を見ると、既に4刷。 随分と売れているようである。 Amazonに多くのレビューが寄せられているのも頷ける。

作者の石黒さんはアニメ化もした 「それ町」 で有名だが、探偵小説好きな (あるいは推理作家の) キャラクタが出てきたり、
推理シーンがちょくちょく登場するような話を書かれていて、氏の作品は、ひっじょーに面白いのだ (今更拙者ごときが言うまでもない) 。 それとなく様々なパロディが描かれていたりもするので、それらを見つける楽しみもあり、その辺もミステリとの親和性が高いんじゃないかと思ったりもする。 そりゃ、メフィストもスカウトするよと。


さて、外天楼。

読んで、びっくらこいた。
あの序盤 ( 「いかにしてエロ本をナチュラルに購入するか?」 という話) から、まさかこんな結末に着地していたなんて、予想できようはずもない。 スーパーウルトラグレートデリシャスワンダフル面白いじゃなーい!

ジャンル分けをあえて試みるなら、SFミステリということになるのだろう。 ここまで無駄なく (※ここ重要)、コメディとシリアスの両極を調和させ、なおかつ結末の意外性をも有する物語には、そうそうお目にかかれるもんじゃない。 圧倒的な構成力だと思ふ。 小説では無理であろう表現も多々見られ、実に上手い。

てことで、ミステリ好きのみならず、そうでない人にも是非読んでほしい一冊ダスな。
[2012/01/12 21:05] BOOK | TB(0) | CM(0)

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